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ウォールストリートの攻防

ウォールストリートで働く先輩と久しぶりに会う。「なに食いたい?」と聞かれたので、遠慮なくここぞとばかりに、「がっつり、肉系で」とお応えしておく。やっぱり草食系なんかじゃいかんゾ。高そうなお店に連れて行って頂き、ボリューミーなステーキとワインを堪能する。先輩、ご馳走になりました!

いろいろと話す中で、とくに印象に残ったのが2つ。
一つ目は、どうやらアメリカに来てから僕の味付けが濃くなったようなのだ。アメリカのビーフって日本とは全然違って、肉そのものの味わいが少ない(と思う)。なので、僕は今回も塩・コショウをかけて頂いたのだが、その食べ方そのものが、アメリカに住む典型的な日本人らしいのだ。塩分取り過ぎだぞと注意されるとともに、アメリカの肉はアメリカの食べ方で楽しめとアドバイスされる。気づかないうちに、いつの間にか濃い目の味付けになっていたんだなぁ・・・。

二つ目は、ウォールストリートの仕事と景気について。この先輩がいま関わっている仕事は、新聞紙上を賑わせている、High-Frequency Trading (HFT) だ。金融危機を招いた一因と指摘され、規制すべしとの意見が強まっている。新聞や雑誌で読んでいる事柄について、実務に携わっている人から直接話を聞くのはまた格別に刺激的で面白い。High-Frequency の名を天下にどろかせる秒殺、瞬殺の取引。その世界最高の速さ、まさに稲妻

その後、金融業界の景気について。なぜ金融不安を引き起こしたアメリカがこんなにも回復が早いのか、といった疑問に端を発し、金融の歴史から世界のマネーの流れまでを解説してもらう。ふむふむ、面白いですな、金融。といっても外部者(よそもの)として話を聞いているから面白いと言えるだけで、僕自身がその業界にいても、とても生き残れるとは思えない。先輩、これからも稼ぎ続けて下さい。そして貧乏大学院生にぜひまたご馳走を。高額報酬サイコー!なんてね。

2009/09/26(土) | Others | トラックバック(0) | コメント(0)

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