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フェルメールとの出会い

僕はこれまで、ルネサンスや近代絵画に興味を持ったことがない。中世ゴシックなんかはさらに縁遠い。関心を持っているのはむしろ、現在進行形のコンテンポラリーものである。

だから、日本でいうなら、この美術館とか、
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この美術館が面白い。
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青森県に旅行に行くなら、ぜひ2つまとめてどうぞ。しかし、直島や、金沢21世紀美術館に行っても思うのだが、東京から遠くて、不便で行きにくいところにある美術館の方が、エッジが効いていてよい。それは展示品だけでなく、そこにわざわざ来るアートファンの人たちがいいんだよ。この作家が好きなので休み中はボランティアガイドやってまーす、とか、一人の建築家の作品を追って全国をぶらり周っている途中なんですとか、どこかゆるくて、どこか尖がっている、そんな人が多い。

そして、東京ではなくこうした地方にある美術館の特異な点の一つは、地元との関わり方だろう。近所のおじちゃんや商店街のおばちゃんまでが、有形無形のサポートをしている。彼ら彼女らが、美術館だけでなく、アーティストもそのファンも同じように愛し支えているのがひしと伝わってくる。アーティスト本人が訪れた日の夕べには、ボランティアの姉ちゃんと、バイク旅の兄ちゃんと、犬を散歩中のじいさんと布団屋のおばちゃんが輪になって地酒を酌み交わす。それがいいのだよ。こんな光景は、ニューヨークでもロンドンでもパリでもなく、日本のそれも東京ではない田舎でしか見られないものだ。だから、フェルメールもいいんだけどさ、やっぱりコンテンポラリーが面白いんでねえか? そう思っていた僕でさえ、フェルメールに恋してしまう、そんな予期せぬ出会いが待っていたのである。




2009/10/08(木) | Art | トラックバック(0) | コメント(0)

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