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Skype とワタシ

果たしてSkypeは再起動できるのか? というちょっと前の記事。

僕は次第にSkypeを使わなくなった。無料なのは有難いものの、PCの前に座り、ヘッドホン付けて、画面を凝視、みたいな姿勢は長続きしないものですね。通販オペレーターの職に就く人が短期で辞めてしまうのもうなずける。カスタマーセンターにかかってくる苦情の嵐も心を擦り減らすだろうが、この姿勢もなかなかどうして物理的にツライものがある。クラスメイトの中には、カメラ付けて母国の家族・友人としょっちゅう話している人が(図書館にも)沢山いて、いつも驚く。

固定電話がコードレスになり、そして携帯へというポータビリティの進化を逆行させるのは、いくら無料だからといってそう簡単なことではない。通話料くらい払うから、部屋の中をウロウロ歩いたり、ソファでくつろいだり、ベッドに寝転びながら電話くらいかけさせてよ、と思うのだ。そういう携帯電話の身体性を再び奪ってしまうSkypeは、残念だけど僕にとっては使いこなすことができないものだった。電話会議をするビジネスユースだったら、全く問題ないんだろうけどね。

ビジネス向けにはいいのかも、ということは、パーソナルなドラマ性に欠けるということでもある。携帯電話もメールもSNSも、いまや恋愛映画やドラマ、そして現実の出会いに欠かせない小道具となった一方で、Skype で愛を語るシーン、なんてものを見たことも聞いたこともない。それ以上に、そんなシーンを見たいとも思わない。だってさ、もしSkypeだったなら、カスタマーセンターばりのドライさで、「それでは別の者にお繋ぎします」みたいにスルーされそうじゃないか。Skypeからは、恋や愛、笑いや喜びといった心動くドラマが感じられないのだよ。


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2009/10/16(金) | Others | トラックバック(0) | コメント(0)

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