若き経済学者のアメリカClass ≫ 11月、休む間もなく

11月、休む間もなく

自分のペースを掴めるようになったのは、やはり Midterm が終わってからだろう。Midterm を経て自分にとって出来る部分と出来ない部分もよく分かったし、それを踏まえた勉強スタイルもようやく確立できたように思う。もちろん、出来ない部分に関しては、相当へこんだ。クラスの優等生と比べ、なぜ彼ら彼女らはあんなにも成績がいいのか、それに比べて僕は・・・、というやつだな。そのスタイルを真似てみようかなと思ったりもした。でも、比較するのはさっぱり止めたよ。

今はクラスの仲間たちを本当にすごい奴らなんだな、と純粋に尊敬できるし、そんなクラスメイトと一緒に勉強できることを幸せに感じられる。彼らと話す時間も増えたし、もっと深く話せるようになったと思う。そう、Midterm 前はなんというかお互い、腹の探り合いだったような気がするな。「こいつ、どれくらいデキル奴なんだ」といった思いをそれぞれが持っていて、自分が「デキナイ奴」の烙印を捺されないよう、びくびくしていた感じだ。

それが Midterm が終わってからはずいぶん変わった。僕自身も変わったし、クラスの雰囲気も変わったように思う。授業中には、とっても単純で、これまでなら皆恥ずかしがって聞けなかったような質問が、普通に出るようになった。授業で分からなかったところ、宿題で詰まっているところを、もっとお互い相談できるようになった。事実をきちんと受け止め自分の中で消化すること、その大切さを実感した11月だ。

こうして少し時間にもココロにも余裕が出てきたために、新しく始められたことがある。それは英語のトレーニング。今のレベルで言えば、とりあえず授業を聞くには困らないし、友達づきあいにも不自由はない。ただ、それはあくまで「日常生活」レベルだからだ。授業中に質問を連発できるわけではないし、教授の意見に再反論できるようなレベルにもない。きちんとしたプレゼンが出来るとも思わない。つまりアカデミックな「知的生活」を目指すには、圧倒的に力不足なのだ。

最初の一年を乗り切るだけなら今のままでも構わない。ただ、来年、再来年のことを考えるならば、ある程度の時間を割いてでも今から英語力を高めるトレーニングをしておきたいところだ。幸いにして、ネイティブスピーカーの学生を一人紹介してもらうことができた。彼女は日本語専攻の学部生。彼女が僕の英会話パートナーを努めてくれる代わりに、僕が彼女に日本語を教える。そんな形で英語の勉強も始まった。その成果や課題はまた別の機にまとめてみたい。

11月も終わりになると、Thanksgiving holiday に突入する。日本ではほとんど馴染みがないこの休暇だが、アメリカではクリスマス以上に大きな意味を持っていると初めて知る。クリスマスはクリスチャンのための祝日だが、Thanksgiving はアメリカに住む者皆にとっての祝日なのだそうだ。様々な人種が集まるこの国では、「メリークリスマス」という表現を誰もが口にするわけではない。でも、「ハッピーサンクスギビング!」とは、お互い何の気兼ねもなく、笑顔で伝えやすい。そんなところにアメリカの多民族・他宗教を改めて感じた。


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2008/12/22(月) | Class | トラックバック(0) | コメント(0)

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