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意味あるウソと無意味なウソ

婚活ビジネスをめぐって日本の業界が分裂しているそうな。ただでさえ「ぼったくられそう」「どうせサクラばかりなんでしょ」といったネガティブイメージが強かったこの業界。出会ったことで殺人事件にまで発展してしまうような事態まで起き、その上この業界分裂である。ますますグレーな印象をユーザーに与えてしまいますな。

それにしても、年齢や収入・身長など、付き合う異性を探す際についてしまうちょっぴりのウソには、果たしてどれだけの効果があるのだろうか。それよりも遥かに意味のある殺し文句を内田樹が教えてくれるゾ。いやぁウチダ先生の恋愛論はいつも抜群に面白い。

配偶者の条件:内田樹の研究室 から以下抜粋

いまなかなか結婚できない方々が30代40代に多いが、その理由は彼らが「適切な配偶者についての一般的基準」というものがありうると考えているからである。


もし、異性の配偶者適性の基準が客観的に存在したとすると、当然のことながら、「誰が見ても配偶者に適する個体」に求愛者が殺到し、そうではない個体は生涯を性的孤立のうちに過ごさねばならないことになる。これでは種の保存が危ぶまれる。それゆえに、性的配偶者の選好基準についてひとりひとりに「乱数表」がばらまかれており、「蓼食う虫も好きずき」ということになっているのである。


それゆえ、古来、配偶者の選択については、「できることなら、誰も羨まない人間を選ぶ方が無難である」ということがひそかな人類学的ルールとなっているのである。もちろん、そのようなことは決して公言されない。
「どうして私と結婚したの?」
「だって、キミのことを誰も愛していないからさ!」
というような会話の帰結は明らかであろう。これは「だって、キミのすばらしさを理解しているのは世界でボクひとりだからさ!」と言わねばならない。そして、この二つの言葉は実は同じ意味なのである。


なんと、そうだったのか! であれば男性諸君、探すしかないではないか、「世界でボクひとりだけ」が理解できる彼女を(笑)!!




2010/04/03(土) | Others | トラックバック(0) | コメント(0)

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