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Do Longer School Days Matter?

年間授業日数の国際比較で、アメリカでもしばしば言及されるのが、東アジア各国(日本、韓国、中国)の授業日数の多さ。それを踏まえ、アメリカの小中学校は休日が多過ぎるという批判なり、基礎的な学力が培われていないという指摘はごもっともと言わざるを得ない。そしてその反動として、実際にKIPPを始めとするチャータースクールでの授業時間増につながっているわけである。

days-in-school-by-country.jpg

しかし、基礎学力の習得というのは、必ずしも授業時間に比例するわけではないようだ。OECD学習到達度調査(PISA)の2006年結果を見ると、授業日数の少ないフィンランドの強さが際立つ(数学的リテラシー2位、科学リテラシー1位、読解力2位)他、ニュージーランドの検討も光る(数学11位、科学7位、読解5位)。日本の成績は(数学10位、科学5位、読解15位)、これだけ時間をかけているだけに少々残念な結果と言わざるを得ない。だから、日本の教育関係者がフィンランドの教育手法に注目するというのはよく分かる。ただ随分と流行ったわりには、その後日本の現場でフィンランドメソッドを導入したというような話を寡聞にして知らないんだがなあ。






2010/08/04(水) | Education | トラックバック(0) | コメント(2)

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ロンドン在住学生

『No title』

連投になってしまいますが…

先週か今週のNBERで ``Do Differences in School's Instruction Time Explain International Achievement Gaps in Math, Science, and Reading? Evidence from Developed and Developing Countries'' というワーキングペーパーが出ていました。チェック済みかと思いますが、ちょうど関連していましたので…:

http://www.nber.org/papers/w16227

授業時間(instructional time)は試験の点数に正で有意の効果がありそう、ただし、途上国だと先進国よりも効果はだいぶん低そうだ、とのことです。

2010/08/04(水) 23:19:09 | URL | [ 編集]

tamago

『Re: No title』

> ロンドン在住学生 さん
論文紹介ありがとうございます。タイトルだけはチェックしておりましたが、まだ目を通しておりませんでしたので早速読んでみようと思います!

2010/08/05(木) 12:31:02 | URL | [ 編集]

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