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ポール・クルーグマンと自己組織化

"Tipping Point" の考え方は、一時期関連書が相次いだ「自己組織化」とも近い。クルーグマンの著書『自己組織化の経済学』の中でとくに詳しく解説されている都市発展モデルでは、求心力と遠心力という二つの力が作用する結果、異なる集積規模をもった都市が生成されることが示される。その後の大きな展開に乏しい同分野ではあるが、底流にあるアイデアそのものは今も鮮やかだと個人的には思っている。

「不安定から生じる秩序」と「ランダムな成長から生じる秩序」の原理から、不況の原因や景気循環のメカニズム、また企業の立地の変遷の仕組みや、都市がどのように形成され発展するかなどを、鮮やかかつスリリングに読み解いていく、異色の講座。経済学に新たな地平を開いた意欲作。






2010/08/25(水) | Economics | トラックバック(0) | コメント(0)

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