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なぜ今ドラッカーなのか?

そのドラッカーがいま、日本で再度人気沸騰中という記事が、しばらく前になるけど The Economist の記事に載っていた。それを読んで以来気になっていた『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』を、ようやく読んだぞ。

敏腕マネージャーと野球部の仲間たちが甲子園を目指して奮闘する青春小説。高校野球の女子マネージャーのみなみちゃんは、マネージャーの仕事のために、ドラッカーの『マネジメント』を間違って買ってしまいます。はじめは難しくて後悔するのですが、しだいに野球部のマネジメントにも生かせることに気付きます。これまでのドラッカー読者だけでなく、高校生や大学生、そして若手ビジネスパーソンなど多くの人に読んでほしい一冊。



一言で感想を述べるなら、期待していた以上にオモシロかった・・・である。著書が「本書は『マネジメント』の応用編」というように、確かにドラッカー哲学がリアルな現場に落とし込まれている。野球部が甲子園を目指すというベタなストーリーなのだが、だからこそ『マネジメント』の思想やアイデアをどう活用したのかがとても分かりやすい。

具体的には、例えばみなみちゃんは、野球部をマネジメントするに当たって、ドラッカーが指摘するように「顧客によって野球部を定義する」ことから取り組む。しかし野球部とは何かを定義づけるのは予想外に難しく、とくに「顧客とは誰か」「顧客は何を求めているのか」という問いの前に立ち往生してしまう。そんな悶々と悩む みなみちゃんに萌えながら読むというのが本書の正当そして王道たる読み方なのであろう(多分)。物語のラストでは、マネジャーに必要な根本的な資質とドラッカーが言い切る「真摯さ」について、みなみちゃんがそれこそ真剣に向き合うちょっぴりイイ話。

さらに、本書を読んだ衝撃はそれにとどまらない。野球部マネージャー「みなみちゃん」と聞いて想起するのは当然あの名作双子野球漫画のはずなのに、モデルは実は全く違ったのだ。なんとなんと、AKB48の峯岸みなみ なんですぞ!!知らなかった、彼女がモデルだったとは・・・。というか知らなかった、峯岸みなみなんていう名前の女の子を・・・。だからオレはソッコーで勉強したよ、AKB48を(笑)。

勉強した結論を言おう。自信を持って言ってしまえ。オレはいまや立派な「峯岸推し」なんだぜ、と(照笑)。確かに峯岸は、著者が洞察するようにマネージャーの素質抜群やね。メンバー観察力も高いし、コメントも的確だ。番組全体の流れが見えているから司会者アシスタントとしても適任なのだろう。大勢いる中でも、今や、ついつい彼女に目がいってしまう。総選挙での順位は決して高くはないけれども、こういう子の存在が組織づくりには一役も二役も買っているのだろうと納得できる。そう、こうして僕はまんまと、「推しメンは峯岸っす」と言えるほどの新参のAKBファンになってしまったのだった。もしも著者の隠れた狙いが、本書を通じたAKBファン層の拡大にあったのだとすれば、それこそ本当にスゴイ企みだと思う。しかしそれをやりかねないのが、秋元康の弟子でもあるこの著者・岩崎夏海なのだ。あぁチクショー、してやられたぜ。でも、みぃちゃん応援してるよぉ~!!(苦笑)






2010/10/05(火) | Books | トラックバック(0) | コメント(2)

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『No title』

つまり、峰岸みなみをマーケティングするのが、この本の目的なのですねw

新しいやり方だ。

2010/10/16(土) 12:02:31 | URL | [ 編集]

tamago

『Re: No title』

ええ、まさにそれが真の狙いなのではないかとww。 あ、それから、峰岸じゃなくて「峯岸」なんで、そこんとこヨロシクです(笑)

2010/10/17(日) 08:17:15 | URL | [ 編集]

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