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PISAと国際ランキング狂想曲

前に書いた、OECD学習到達度調査(PISA)の最新結果(2009年度)が発表された。これは3年に一度、15歳の生徒を対象にして行われる3科目(数学・科学・読解)のテストであり、2009年度は参加65ヶ国で実施されたものだ。2006年からの大きな変更点として注目されたのが、中国(上海)およびシンガポールの初参加。

そしてその中国(上海)は全科目で首位達成と華やかにデビューし、シンガポールも好成績を収める等、アジア各国の高得点の傾向がさらに強まった。こうした結果に、米国は「スプートニク以来の衝撃」と煽り、英国は「過去10年の教育投資はどこへやら」と自国の成績を皮肉り、韓国は「エリート教育が不可欠」と分析し、日本は「学力は改善傾向」と胸をなでおろす。

大学や企業のランキング、そしてオリンピックの金メダル数なんかと同様に、良かろうと悪かろうとこういう結果を議論するのは、どの国も大好きなのだ。

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2010/12/09(木) | Education | トラックバック(0) | コメント(0)

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