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アメリカで考えるジェンダー・チョイス

以前書いたように、指紋まで取られるほどうるさかった書類申請が、数ヶ月をかけてようやく通過したとの連絡があった。これでデータにアクセスできるようになる。

ただし、その最後のチェックとして、先日FBIから事情聴取を受けてきた。相手「IDを見せてもらおうか」。オレ「そちらのIDを先に確認させてもらおう」みたいなやり取りがあって、いかにも芝居チック。しかしこういう手続きをしろと別の部署から言われていたのだから仕方ない。セキュリティが厳重なのは分かるが、これじゃあ一体誰が誰をどう監視しているのか分からなくなりそうだ。いずれにしろ、映画でよく見るようなシーンを味わってきたのである。

じっくりと約2時間かけて質問を受けてきたのだが、その中で一番びっくりしたのが、「あなたの性別は何ですか?」というもの。確か "What gender do you declare?" という聞かれ方だったように記憶している。それにしても、これは驚きだ。「一目見ればオトコだって分かるだろ」って言いたくもなるが、今の時代、とくにアメリカだと、それは決して自明なことではないのである。様々な事情・個々の認識によって、「男性」と言ってもよいし「女性」と述べてもよい。そういう gender choice の時代なのだと実感せざるを得ない。

面接の中で僕が「女性です」と応えたならばきっとそのように記録されていたのだろう。しかしそうなると実証研究でデータを扱う際に gender は使いづらくなるということか。何しろその時々で本人が自由に選べるんだからなあ。




2011/04/10(日) | America | トラックバック(0) | コメント(0)

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