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そして言葉に詰まり出す・・・。

まいったなー。講義をする中で、英語が出てこない。話が進まぬ。非常に困った。そういう緊急事態を迎えることとなってしまったのだ。

もちろん、授業崩壊なんていうことではない。自分の講義を毎回録音して聞き直していると以前書いたが、それを振り返る中で、自分の英語スピーキングの明らかな限界ラインが見えたということなのである。そのことに落胆はするものの、そのラインを見極めたという事実は自分でも評価しないといけないのだけれども。

僕のスピーキングの限界は、ひとりで話し続け、頑張っても授業の前半までが精一杯。それがはっきりと分かったのである。これは正直、今まで気づく機会がなかった。だって、5分間の自己紹介とか、15分の雑談とか、60分の研究発表(質疑含めて)では、英語という観点からは一応ソツなく話せていたと思うのだ。そして、それ以上の時間をほぼ自分一人で話すなんていう機会は、そうそうあるものではないのだ。

それが一日3時間の講義をすることになったのだから、思いっきり壁にぶち当たった、ということなのである。あまりにも勢いよくぶつかったもんだから、「英語、何とかなるかも」という僕の思い上がりは粉々に砕け散り、「やっぱ、どうにもならないかも」になっちまったよ。

何しろ、前後半を比べると、比較するまでもないほどに後半のパフォーマンスが低い。テンポは悪く、リズムに欠ける。相手を直視した突破力、ゴールに向かう推進力が全くないのだ。後半開始早々にして、明らかな逃げの姿勢と引き分け狙い。別に、サッカー日本代表(男子)の話をしているワケじゃあないゾ。


その原因は、体力的に疲れているといったことではない。根源的な問題は単語不足、これに尽きる。後半に入ると、前半と同じ言葉・同じフレーズを使う頻度が急に高まってくるのだ。だから、キメ台詞が決まらぬ。それこそまるで、準備不足の若手芸人が同じネタを二度繰り返したような、そういう「やっちまった」な空気に自らが縛られる。ツライです(泣笑)。

録音した内容は授業後すぐに聞き直すから、そのときの自分の心境までありありと思い浮かぶ。だいたい講義も中盤に差し掛かると「心の中のタイマー」が、そろそろ時間切れ・単語切れですよーと、無情な響きを奏でる。ギリギリのところで休憩へとすべり込み、ほっとひと安心するその呼吸までが、イヤホンを通じて鮮やかに蘇ってくるようだ。

しかし再開後の授業では、それまでの勢いが全くない。声は小さく自信なさげ。そして繰り返し登場する前半のキーワードとキーフレーズ。手を変え、品を変え、そして単語を変えてって言ったの、自分じゃーん。と己を責め、歯ぎしりするここ数日なのであった。




2011/07/13(水) | English | トラックバック(0) | コメント(0)

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