短期集中の授業のため、一回の授業時間は3時間と結構長い。これは英語で授業を行うということを考えれば、中々に厄介なことである。途中の休憩や、ある程度の沈黙があったとしても、2時間半は話し続けることになる。それ、しんどくね? と今更びびっても後の祭り。まあ、何とかなるさの気持ちで臨むしかない。
だから、このせっかくの機会を、英語スピーキングの向上にもつなげたいと思っているのである。自分の研究発表の際も忘れずに録音し、後から聞き直しているのだが、英語スピーキングで一番効果的なのは、「自分が話す英語を自分で聞く」ということだと思う。日本語であっても同様に当てはまると思うが、まずは自分が話すスピードやトーンを確認し、話し方の良いところ・悪いところを認識することからしか、上達は生まれないだろうと思うのだ。それが英語ともなれば尚更である。
とくに前回書いたように、初回の授業は相当に準備をして臨んだものだ。どんな話題から話し始め、どういう時間配分で、どのタイミングで何をどう強調するか、そういうシナリオもきちんと描いていた。しかし、研究発表なんかを遥かに越える3時間という長きに渡って、一人で話し続けた経験はない。だから、それこそ最高のスピーキングの練習にもなったのであった。
初日の授業を終え、へとへとになって当日はもう何もする気力が生まれない。だから、その録音内容を聞き直したのは翌日になってからだった。恐る恐るイヤホンを付けて聞き直す僕の英語は、最初こそ緊張が伝わる大統領就任演説ばりのスピーチだったが(笑)、次第にそれも解れ、その後は極めて流暢に話しているではないか!それこそ、スマートにインテリジェントに、聞いている僕自身が一番驚き、自分でも惚れ惚れとしてしまう、そんな語り口だったのである。
という幻想は最初の3秒で崩れた。「誰、コレ・・・?」、残念ながらの第一印象はこの通りだった。耳の奥から聞こえてくるカタコトの英語、明らかな日本人ナマリ。嘘でしょ、オレの英語ってこんなに poor ?? それはもう、唖然、呆然、ボク愕然、である。でもそれ当然、でもあるのだ。英語ライティングの練習は、自分でもかなりやったと思えるのだが、その分スピーキングは疎かにしていたからな。
膝から崩れ落ちる寸前で何とか意識を保ち、その先を聴き続ける。それはあまりに辛く厳しい試練でもあったが、避けては通れない道。こうして僕は、英語で授業をしては、その後にその内容を再度聴き直し、という作業を二日目以降も続けているのである。泣きそうになりながらね(泣笑)。
でも間違いなく言えるのは、そこからしかスピーキングは絶対に上手くなり得ないだろうということ。何度も聞き直せば、自分が直面する課題と、わずかばかりの良い点は明らかだ。ここからがスタートだよな、と自分を慰めているワケである。道のりは長いぜ。
それにしても留学に際し、誰からも電子辞書は持って行けとはアドバイスされたが、ICレコーダーを薦める人はほとんどいなかった。薦めた数人も、授業を録音しろという助言だったように記憶している。しかし、「自分の英語トーク」を録音するときほど、ICレコーダーが威力を発揮するときはないだろう。とくに研究発表やその他プレゼン等で英語スピーキングの機会がそれなりにあるならば、間違いなく留学マストアイテムの一つだと思う。留学前に僕自身が吟味した経験からは、価格面・機能面でバラエティに富むオリンパス製ならどれを選んでも間違いないと思う。ちなみに自分のトークを録音し聞き直すだけなら、USB接続も、高機能集音マイクも、早送り再生機能なんかもまったくいらないので、僕が買ったこのモデルですら十分過ぎるほどに高機能に思えてくる。
こうして僕は、授業を終えて疲れ切った自分にムチ打ち、己の英語トークを聞くという試練を続けているのである。これ、相当にしんどいよと、毎回挫けそうになりながらね。がんばれ、オレ!
ちなみに、上のモデルは僕が留学前に日本で買ったものなので、すでに若干古く、使わない機能が豊富で(笑)、少々値段も張る。2011年6月現在のラインナップで考えるならば、ミニマルな機能で低価格を実現(2,980円)し、カスタマー評価も高い、以下のモデルがお薦めのように思える。自分のトークを録音して聞き直すだけなら、これで必要十分なスペックと言えるだろう。それにしても、ICレコーダーはやっぱりオリンパスが一番だと思うな。
とくに前回書いたように、初回の授業は相当に準備をして臨んだものだ。どんな話題から話し始め、どういう時間配分で、どのタイミングで何をどう強調するか、そういうシナリオもきちんと描いていた。しかし、研究発表なんかを遥かに越える3時間という長きに渡って、一人で話し続けた経験はない。だから、それこそ最高のスピーキングの練習にもなったのであった。
初日の授業を終え、へとへとになって当日はもう何もする気力が生まれない。だから、その録音内容を聞き直したのは翌日になってからだった。恐る恐るイヤホンを付けて聞き直す僕の英語は、最初こそ緊張が伝わる大統領就任演説ばりのスピーチだったが(笑)、次第にそれも解れ、その後は極めて流暢に話しているではないか!それこそ、スマートにインテリジェントに、聞いている僕自身が一番驚き、自分でも惚れ惚れとしてしまう、そんな語り口だったのである。
という幻想は最初の3秒で崩れた。「誰、コレ・・・?」、残念ながらの第一印象はこの通りだった。耳の奥から聞こえてくるカタコトの英語、明らかな日本人ナマリ。嘘でしょ、オレの英語ってこんなに poor ?? それはもう、唖然、呆然、ボク愕然、である。でもそれ当然、でもあるのだ。英語ライティングの練習は、自分でもかなりやったと思えるのだが、その分スピーキングは疎かにしていたからな。
膝から崩れ落ちる寸前で何とか意識を保ち、その先を聴き続ける。それはあまりに辛く厳しい試練でもあったが、避けては通れない道。こうして僕は、英語で授業をしては、その後にその内容を再度聴き直し、という作業を二日目以降も続けているのである。泣きそうになりながらね(泣笑)。
でも間違いなく言えるのは、そこからしかスピーキングは絶対に上手くなり得ないだろうということ。何度も聞き直せば、自分が直面する課題と、わずかばかりの良い点は明らかだ。ここからがスタートだよな、と自分を慰めているワケである。道のりは長いぜ。
それにしても留学に際し、誰からも電子辞書は持って行けとはアドバイスされたが、ICレコーダーを薦める人はほとんどいなかった。薦めた数人も、授業を録音しろという助言だったように記憶している。しかし、「自分の英語トーク」を録音するときほど、ICレコーダーが威力を発揮するときはないだろう。とくに研究発表やその他プレゼン等で英語スピーキングの機会がそれなりにあるならば、間違いなく留学マストアイテムの一つだと思う。留学前に僕自身が吟味した経験からは、価格面・機能面でバラエティに富むオリンパス製ならどれを選んでも間違いないと思う。ちなみに自分のトークを録音し聞き直すだけなら、USB接続も、高機能集音マイクも、早送り再生機能なんかもまったくいらないので、僕が買ったこのモデルですら十分過ぎるほどに高機能に思えてくる。
こうして僕は、授業を終えて疲れ切った自分にムチ打ち、己の英語トークを聞くという試練を続けているのである。これ、相当にしんどいよと、毎回挫けそうになりながらね。がんばれ、オレ!
ちなみに、上のモデルは僕が留学前に日本で買ったものなので、すでに若干古く、使わない機能が豊富で(笑)、少々値段も張る。2011年6月現在のラインナップで考えるならば、ミニマルな機能で低価格を実現(2,980円)し、カスタマー評価も高い、以下のモデルがお薦めのように思える。自分のトークを録音して聞き直すだけなら、これで必要十分なスペックと言えるだろう。それにしても、ICレコーダーはやっぱりオリンパスが一番だと思うな。
2011/06/18(土) | English | トラックバック(0) | コメント(0)