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The Young Stars of Economics

The Economist (Jan. 3rd. 2009) の記事が面白い。Greg Mankiw's Blog でも紹介されているが、経済学の最先端を走る若手8人を紹介したものだ。1988年から10年毎に実施している企画で、当時取り上げた「スター」のその後についても触れているのは秀逸だ。きちんと検証しているわけですね。ちなみに雑誌独自で8人をピックしたわけではなく、経済学者へのアンケートから抽出しているとのこと。

さて、2008年の8人は以下の通り。
Jesse Shapiro
Roland Fryer
Esther Duflo
Amy Finkelstein
Raj Chetty
Ivan Werning
Xavier Gabaix
Marc Melitz

興味深いラインナップだ。予想以上に、実証や他分野との境界領域を専門とする研究者が選ばれているように感じた。最初の二人は、日米でベストセラーとなった『ヤバい経済学』の系譜にあたるという紹介をしている。

上記8人はいずれもこの10年以内にPh.D. を取得した若手であり、これから取得を目指す僕としては大いに刺激を受ける。春学期が始まるこのタイミングでこの記事を読めたことに感謝だな。

さて、過去の「スター」達もまとめておこう。何しろ、10年前に選んだ Steve Levitt はまさにこの『ヤバい経済学』で予想以上に「スターダム」に上りつめ、20年前に選んだ Paul Krugman はまさに2008年のノーベル賞を受賞したんだゾと、記事もちょっぴり自慢げに書かれているんだから。

1998年の8人は以下の通り。
Michael Kremer
Edward Glaeser
Casey Mulligan
Steve Levitt
Caroline Hoxby
Glenn Ellison
Matthew Rabin
David Laibson

1988年の8人は以下の通り。
Larry Summers
Jeffrey Sachs
Andrei Shleifer
Paul Krugman
Gregory Mankiw
Sanford Grossman
Alberto Alesina
Jean Tirole

10年後の2018年にはきっとまた同じ企画が実施されるだろう。次はどんな顔ぶれになるか、今から楽しみだ。



2009/01/09(金) | Economics | トラックバック(0) | コメント(0)

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