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電気も憎しみもないアーミッシュの暮らし

この大草原の家の周辺にはアーミッシュの村が点在する。キリスト教の一宗派であるアーミッシュは、アメリカに移民してきた当時の暮らしを、今もそのままに維持していることで知られる。各家庭には電気も電話もなく、もちろん自動車もない。そういう現代的なテクノロジーに対し、頑なに No を言い続けている人々なのだ。

だから、近所にあるこういう普通の食品スーパーマーケットに、
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こういう普通ではない乗り物で買い物に来るわけだ。いや、これ本物だからね。飾りとか観光用とかじゃないよ、「生活必需品」としての馬車ですから! もちろん「普通でない」というのは僕らから見た視点に過ぎず、アーミッシュの人たちにすれば、全くもって自然な日常の一コマなのである。
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そんなアーミッシュの名前が日本でも広く報道されたのが2006年。ここから程近いところにあるアーミッシュの学校で銃乱射事件が起こったためだ。平和で平穏な村を襲った衝撃だけでなく、その後、子供を殺されたアーミッシュの家族が、憎むべき犯人を赦したばかりか、その犯人を子供の葬式に招いたことが、各種報道に拍車をかけた。なぜアーミッシュの家族はこの信じられない程の寛容を示したのか? 近所で起こった悲劇に対して心を痛めるグランパとグランマも、この問いに正確に答えることはできない。アーミッシュの暮らしと心は、それほどまでに外界の人々からは離れたところにあるのである。


アーミッシュへの旅 私たちのなくした世界 アーミッシュの赦し―なぜ彼らはすぐに犯人とその家族を赦したのか




2011/11/08(火) | America | トラックバック(0) | コメント(0)

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