よく知られるように、以前書いたフィボナッチ数列と黄金比の関係は深く、「究極の美」ともされる黄金比は、絵画や建築など我々の身の回りにいくつも存在する。もちろん貝殻螺旋もその一つだ。その黄金比を真正面から扱ったのが Posamentier と Lehmann による "The Glorious Golden Ratio".

過去には『不思議な数列フィボナッチの秘密』や、『不思議な数πの伝記』を著した名コンビによる最新作である。ちなみに原書では、glorious な黄金比に対し、それぞれ fabulous なフィボナッチ数列、mysterious な円周率と形容されている。

そんな本書の中で著者たちは、この黄金比の歴史を振り返り、なぜ我々はそこに美を見出すのか、そして日常生活のどこに発見することができるのか綴っていく。と同時に、作図による簡単な黄金比の創り方も解説。
すでにフィボナッチや黄金比に詳しい人にとってはお馴染みの話かも知れないが、数学とは縁遠い分野にいる人にとっては、へぇ~とほぉ~の連続で、「数学って面白い(かも)」「数学って美しい(かも)」と考え直せること間違いなし。


そんな本書の中で著者たちは、この黄金比の歴史を振り返り、なぜ我々はそこに美を見出すのか、そして日常生活のどこに発見することができるのか綴っていく。と同時に、作図による簡単な黄金比の創り方も解説。
すでにフィボナッチや黄金比に詳しい人にとってはお馴染みの話かも知れないが、数学とは縁遠い分野にいる人にとっては、へぇ~とほぉ~の連続で、「数学って面白い(かも)」「数学って美しい(かも)」と考え直せること間違いなし。
2012/06/06(水) | Books | トラックバック(0) | コメント(0)