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フェイスブックを支えるNo.2、サンドバーグ氏の素顔

という記事が日経ビジネスに一昨日掲載されていたが、No.2の良し悪しがその組織の成功の鍵を握るというのは古今東西おなじことなのかも知れない。豊臣秀吉に対する弟・秀長、そして本田宗一郎の盟友・藤沢武夫とも共通するし、そしてそれはもちろん、以前に書いたように、アップルの(昔の)黄金時代を築いたジョブズとスカリーにも見て取れる。リーダーが最高のリーダーシップを発揮できるのは、最良のフォロワーを擁しているときなのだと思う。

フェイスブックのCEOマーク・ザッカーバーグと、COOシェリル・サンドバーグ。その二人三脚がことさら注目を集めるのは、史上稀に見る「年齢差の大きい男女のコンビ」ということもあるのだろう。その組み合わせは各方面からも注目されているが、サンドバーグがTEDや米国大学の卒業式で贈ったスピーチを聞くと、実業界において彼女のファンが多いというのも納得できるのではないかと思う。

ザッカーバーグにとってのこれまでのベストジョブは、フェイスブックのアイデアを思いついたことでも、事業途中で会社を売却しなかったことでもなく、このサンドバーグをヘッドハントしたこと、しかもグーグルから引き抜いたこと、なのだと思う。アメリカにおいて起業家は少なくない。しかし時にエキセントリックなそんな創業者たちに代わって組織を治め、周囲との軋轢を減らす、そんなスマートな気配りと器用さを兼ね備えたNo.2は決して多くはない。ここ最近のサンドバーグに関する記事の多さは、改めてそのことを物語っているように思う。




2012/02/10(金) | America | トラックバック(0) | コメント(0)

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