若き経済学者のアメリカEnglish ≫ いまそこにある、英修文の壁

いまそこにある、英修文の壁

英文ライティング以上に曲者なのが、そのエディティングではないかと思う。自分で書いた内容を自分でエディットする際の心得については、先日ひっそりと掲載されていた Wall Street Journal の記事 "Finding the Editor Within" が参考になるが、そのエッセンスは以下の一文に凝縮されていると思う。つまるところ、flaw をのぞき、flow をつくる、それがエディティングの肝なのだろう。

Rereading not only ferrets out problems, but it also ensures continuity of voice, as well as that elusive quality dear to both writers and rappers: flow.


リストアップできる程に豊富なライティング・テキストと比べると、エディティングに関する書籍は残念ながら少ない。以下の二冊はそんな数少ない良書である。出版は若干古いが、内容はもちろん色あせておらず、学ぶ内容も多岐に渡っている。

"Line by Line: How to improve your own writing" では、flaw の種類を以下の5つに分類し、各章を設けて詳細に解説していく。ひとつひとつの例文に対し、わるい英文/よい英文を提示しており、何が問題でそれがどうクリアされたのかが明瞭に分かる。本書の使い方として薦めているように、"read through it first without attempting to study it" するのがよいように思う。ざっと読み通して、著者が指摘する「よい」「わるい」の判断基準を共有することが一番のポイントだろう。

1.needless words
2.words in the wrong order
3.unbalanced sentence elements
4.imprecise relations between subjects and verbs
5.inappropriate punctuation


"Edit Yourself: A manual for everyone who works with words" には、より多くの例文が収録されているため、こちらもざっと読み通して、英文の良し悪しをぱっと見の感覚で判断するいいトレーニングになる。ただ例文が多い半面、解説にはあまりスペースが割かれていない。その点では、"Line by Line" の方が一冊目としては使いやすいと思う。

その他、先日の記事にあった The Economist の Style Guide も参考までに。


Line by Line: How to Edit Your Own Writing Edit Yourself: A Manual for Everyone Who Works With Words








2012/04/03(火) | English | トラックバック(0) | コメント(0)

«  |  HOME  |  »

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL
http://theyoungeconomist.blog115.fc2.com/tb.php/437-dfcae007
 |  HOME  |