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日本プロ野球と『マネー・ボール』

米国メジャーリーグで発展したセイバーメトリクスについては以前にも書いたけれども、いよいよ日本のプロ野球界でも本格的な普及期を迎えるのか。新刊『セイバーメトリクス・リポート<プロ野球を統計学と客観分析で考える>』は、そう予感させる一冊。

そしてもう一つ個人的に大変興味深いのが、本書のもととなったデータを収集しているのが、スポーツデータ分析会社DELTAであるということ。初めて聞く会社名だが、それもそのはず、スポーツデータ業界ではこれまで、データスタジアム社がほぼ独占する状態だったのだ。

そして実際にDELTA代表の岡田氏もデータスタジアムを退職して起業したということ。この業界に新規参入が相次ぐのも時間の問題かも知れないと以前書いていたが、これは予想を超えて早い動き。まさに、スポーツの世界においても、データ・マネジメントの流れは止まらない。

今後さらに参入が相次ぐとすれば、詳細な情報収集、有効な指標作り、そしてデータのビジュアライズから戦略策定まで各社の差別化競争も一段と進むだろう。その結果、日本のプロ野球の試合が面白くなるだけでなく、その舞台裏のビジネスもぐっとエキサイティングなものになりそうだ。今ならまだ間に合う、統計学者・計量経済学者こそこの分野に突入すべし!?


プロ野球を統計学と客観分析で考えるセイバーメトリクス・リポート1 マネー・ボール (RHブックス・プラス)




2012/05/21(月) | Economics | トラックバック(0) | コメント(0)

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