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裸でホンネの経済学

さて前回書いた、"10 1/2 Things No Commencement Speaker Has Ever Said" の著者 Charles Wheelan は Economist 誌の元記者であり、経済学啓蒙書のベストセラー "Naked Economics: Undressing the Dismal Science" の書き手でもある。

この "Naked Economics"、以前書いたように大変素晴らしい内容だと思うのだが、残念なことに邦訳『裸の経済学』は、現在のところ絶版となってしまっているようだ。これ以外では、最近翻訳された Greg Ip の "The Little Book of Economics: How the Economy Works in the Real World"(邦訳『ホンネの経済学』)も同じように「身近な経済トピックをもとに経済学を理解する」という趣旨の読み物。

さてこの二冊、とても良く似たアプローチを取っているのだが、それもそのはず、『裸の経済学』の Wheelan も、『ホンネの経済学』の Ip も、ともに Economist 誌の記者だからねえ(Greg Ip は今も現役)。一方で二冊の違いは、『裸の経済学』はよりミクロ経済学よりのトピックを、『ホンネの経済学』はよりマクロ経済学よりのトピックを扱っているところ。いずれにしろ両書共に軽く読めてしっかり学べる、経済学のおすすめ入門書なのである。


Naked Economics: Undressing the Dismal Science ホンネの経済学―教科書ではわからない世の中とお金のしくみ




2012/06/04(月) | Books | トラックバック(0) | コメント(0)

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