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アメリカで歌舞伎にはまる

これまでも落語は面白いと思い聞いてきた。でも、歌舞伎とか能・狂言といった伝統芸能なんてものには全く関心が持てなかった。これは恐らくは、小学校か中学校のときに、社会科見学という名のもとにそういう舞台に連れて行かれて、一日じゅう退屈な時間を過ごしたという悪しき記憶のせいだと思う。

それなのに、それなのに・・・。いま、ワタクシ、歌舞伎のDVD繰り返し見ています(笑)

まずは、三谷幸喜作・演出の『決闘!高田馬場』。2006年にPARCO劇場で初演されたもの。現代の喜劇王、三谷作というのもいいし、歌舞伎座でなくPARCO劇場っていうのもいい。つまり、歌舞伎初心者が第一歩を踏み出すには、心理的な壁も低い格好の入門作なのである。

これが予想を超えて面白かった(YouTubeに一部分だけどアップされていた)。まずもって、出演が、市川染五郎、市川亀治郎、中村勘太郎という若手揃いなのがいい。加えてスピード感あふれるストーリー展開。「早変わり」という歌舞伎の見せ場も豊富で楽しめる。そしてなにより、普段観る現代劇と同じような台詞回しなのである。歌舞伎なんて古めかしい言葉遣いでどうせ聞き取れないし、意味も分からないんでしょ、なんていう先入観がここで初めて覆された。

しかし考えてみれば江戸時代の歌舞伎とは今よりももっと大衆的な娯楽だったわけで、言うならば現代のテレビに相当するようなものなのだろう。だったら観客が聞けて笑えて楽しめるものでないわけがない。そういうわけで今更ながら、そしてアメリカにいながら、歌舞伎って面白いじゃん!とようやく気づいたわけだ。今度アメリカ人に聞かれたら、歌舞伎?面白いよ、って答えてあげようと思う。


PARCO歌舞伎決闘!高田馬場 (<DVD>)




2012/06/18(月) | Japan | トラックバック(0) | コメント(0)

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