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アメリカで教会の新規立ち上げに加わることになった

さて、これまで何度か書いてきた米国の巨大教会(メガチャーチ)について。僕をそこに連れて行ってくれたアメリカ人ファミリーの一人は、教会音楽を手がけている。もちろん仕事なのだが、彼自身もその教会に通う信者であるため、どこまでがビジネスでどこからが信教によるものなのかは、中々に分け難い。もちろん彼に言わせれば、そんなもの線引する必要などない、ということなのかも知れないのだが。

さて、その彼が今回、宣教師の役割も担い、新たな土地に赴き教会を新規に設立することとなった。地元マーケットは既に飽和したということなのか、新市場を開拓しようというその貪欲な姿勢には、ある意味通常のビジネスを上回る迫力を感じる。

で、何百キロメートルも離れた町に、彼は家族を連れて移り住むこととなったのだが、一度遊びに来いと常々言われていたので、教会立ち上げのお手伝いも兼ね、この貴重な「アメリカ社会科見学」を体験し、もっと言えば米国キリスト教会が見せつける「最先端の地域密着マーケティング」を学んできたところなのである。

いやぁ驚いた、キリスト教の教会なんて、日本の神社・仏閣と同様に、昔からそこにあるものばかりを見てきたものだから、なんとこんな風にして新規に教会を設立するとはね。そんな僕のオドロキをぜひともこの場でシェアしておきたいと思うのだ。



教会立ち上げプロセス その1: 集会場を設定する

まだ正式な教会がないとはいえ、宣教師のアニキを始めとする数人のスタッフと、新たな信者の人たちが集う場所は必要不可欠である。そのために彼らが選んだ場所がこちらだ!

buildchurch1.jpg


え、ひょっとして公園?そう、まさかの近所の公園のベンチである。そしてここで、アニキの祈りの言葉が始まり、ギターの弾き語りが始まった。ちなみに聖書はアニキの iPad に格納されている。そして最も重要なポイントなのだが、今のところ新たな信者さんはいなかった。今回の宣教プロジェクトを託されたスタッフとその家族、以上。

そのうえ小雨が降ってきたためにこの日の集いは15分で終了するなど、なかなかに険しいスタートを予感させる、そんな公園ベンチでの日曜朝の語らいであった。



教会立ち上げプロセス その2: コミュニティ活動に精を出す

公園を後にした僕らは、次の活動へと軸足を移した。それがこのコミュニティ活動。なにしろまずはこの町でワレワレを認知してもらい、そしてできれば今後参画して欲しいとそう願っているのだから。だからといって、まさかその活動の中心が、道路のゴミ拾いだとは思いませんでしたよ!

buildchurch2.jpg


約3時間ほど周辺を歩き回りながら、空き缶から家具まで、大小合わせたゴミを相当数拾い、この小さな町をクリーンにしてみた。ただ、近所の人からは「この人達いったい何者?」的な視線で見られるばかりで、これが布教活動として有効な戦略なのかどうか甚だ疑問ではある。アニキ、本当にこれで大丈夫なんでしょうか・・・?



教会立ち上げプロセス その3: そして信者の獲得へ

僕が関わったのは上記のゴミ拾い活動までなのだが、アニキの近況を聞いてみると、いよいよ本格的に信者獲得活動を始めたらしい。教会設立に向け、これは大きな一歩だろう。ただ、具体的なアクションを聞いてみると、どうやら近所のスターバックスにほぼ毎日、朝から夕方まで居座る、ということらしい。

そうやってまずは町の人に顔を覚えてもらうことが大事だとアニキは力説するのだが、それは余計に「あの人いったいナニモノ」という疑問と不安を植えつけたりしないかと僕は大変に心配しているのだが、恐らくはアニキのことである、これも深い考えあってのことなのだろう。ここはひとつ、僕の杞憂など吹き飛ばしてくれる成果をすぐにあげてくれるだろうと期待したい・・・。


以上だ。




2012/12/16(日) | America | トラックバック(0) | コメント(0)

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