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下北沢の「街の本屋」

アイデア本や企画本で知られる、博報堂ケトルの嶋浩一郎らが新しい本屋「B&B」を下北沢にオープンした。TSUTAYA 代官山店とは対照的に、規模もコンセプトも大きく異なったもののようだ。これは行って見なくちゃね。

(東京新聞) 東京・下北沢に二十日、小さな新刊書店が開店する。出版不況に加え、書店の大型化、「ネット書店」の隆盛で、小規模な書店の経営は厳しい。チェーン書店資本以外からの新刊書店の新規開業は、実は珍しいことだ。「これからの街の本屋」の新たなスタイルを目指す試みが注目されている。


嶋浩一郎のアイデアのつくり方 (ディスカヴァー携書 3) 企画力


そんな嶋氏が絶賛するのが、南阿佐ヶ谷の書原、代々木上原の幸福書房、千駄木の往来堂書店といった個性的な「街の本屋」。その本屋があるだけで住みたくなる街、というのはまさにその通り。とくに書原は僕のイチオシでもあり、その魅力と魔力はハンパねーぞ。行こうぜ、南阿佐ヶ谷(と下北沢)へ!

あと、情報の気づかせ方も気になる点です。アマゾンが自分に向いてる本をすすめてくれるのは、たしかにありがたくて、便利なんですが、時々、人のいうことを聞きたくない!と思う素直じゃない自分もいますよね(笑)。フロイトがいうところの無意識の欲望を気づかせてくれる仕掛けに興味がります。たとえば、買いに行こうと思った本どころか、違う本まで買わされちゃう(失礼!)本屋さんとか。南阿佐ヶ谷の書原や代々木上原の幸福書房、千駄木の往来堂書店などがそれ。いずれもこじんまりとしたお店ですが、お目当てでなかった本まで思わず買ってしまいます。これらの書店は棚の作り方、つまり商品の編集方法が素晴らしいんです。たとえば、ワインの本の横にチーズの本があり、その横にはフランスの映画の本があって、さらにフランス革命に関する面白そうな本が並んでいたりします。互いに関係する本が上手に隣同士にされていて、まるで私が来て、手に取り、持ち帰られることを知っていたかのような顔をして本がそこに置かれているのです。それで、ついつい隣の本も買ってしまう。しかも、私はそれでかなり得をした気分になっている。上手なコミュニケーションだなといつも感心しています。検索とは違う情報の発見のしかたにヒントが隠れてると思いませんか。






2012/07/31(火) | Books | トラックバック(0) | コメント(0)

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