この夏の日本帰国で大変お世話になったのが、この詰将棋。飛行機の中でやることといったら、本読んで、映画見て、食って寝て、くらいしかないわけだが、そこに詰将棋という選択肢があることに気づいた。まぁ読書に含まれることなのだが、詰将棋の問題を解くというのはそれなりに頭を使って考える作業なわけで、なかなかにハマる。夢中になって時間を忘れることもあるわけだから、時差ボケ対策にももってこいなのである。
僕が今回、機内でずっと格闘していたのが、羽生善治の『はじめて詰み将棋』と、渡辺明の『ひと目の詰み筋』。どちらもごく最近出版されたものだ。内容は、羽生本が3手詰めまでの初歩的な問題を140問、渡辺本が7手詰みまでの実践的な問題を768問掲載している。だから僕みたいに、将棋の基本的ルールを知っていて遊ぶことはできるものの、勝負のセオリーに疎いような初級者にとっては、まずは羽生本、つづいて渡辺本というのが、大変勉強になったのである。日米間のフライト時間なんてあっという間に過ぎてしまうぞ。
機内限定のひまつぶしのつもりで手にとったのに、これはハマってしまいそうな予感。将棋、おもしろいねえ。本当はチェスももう少し勉強したいんだけどね。

機内限定のひまつぶしのつもりで手にとったのに、これはハマってしまいそうな予感。将棋、おもしろいねえ。本当はチェスももう少し勉強したいんだけどね。


2012/10/19(金) | Books | トラックバック(0) | コメント(0)