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いま、オンライン教育がアツイ

"Information wants to be free" というスローガンが掲げられたのも今は昔。これからは "Education wants to be free"、そんな時代を予感させる動きが次々と出始めている。

以前書いたように、教育NPO「カーン・アカデミー」には今、シリコン・バレーの凄腕エンジニアが集結している。しかし、Online Education の分野に参入しているのは、もちろんカーン・アカデミーだけではない。そんなアツイ現状を特集したのが、WIREDの今月号。おもしろそうだ。

世界最高峰の大学から最貧国の教育の現場にいたるまで、いま、「教育」をめぐる大きな地殻変動が起きている。パソコンやインターネットの普及によって、オルタナティヴな「学び」が可能となったとき、学校という制度に、いったいどんな意味があるのか。アメリカ、シンガポール、インド、そして日本から新しい「学び」を提案する「未来の学校」を紹介する。



WIRED VOL.5 GQ JAPAN.2012年10月号増刊

雑誌内では、MITメディアラボやスタンフォード大学、そしてシンガポールの取り組みが紹介されているようだが、Education と Technology ということになれば、やはりスタンフォードが今のところ最大のキープレイヤーとなっているように思う。

その中のキーパーソンの一人が、Daphne Koller. スタンフォード大学の教授でコンピュータ・サイエンスとくに人工知能を専門としている。彼女らが2012年4月に設立したのが、オンライン教育事業を手がける Coursera だ。先日は、ベンチャー・キャピタルから $16 million の出資を受けたことでも話題となった(NY Times 記事)。




もう一人のキーパーソンは、Sebastian Thrun. 同じくスタンフォード大学教授で人工知能の研究に取り組んできた。そんな彼が教授職を辞して立ち上げたのが、Udacity. その彼はつい先日まではグーグルのリサーチャーとして、自動運転カーの開発に取り組んできた人物でもある。昨年の TEDトークではその話をしていたはずなのに。それでも、オンライン教育にやりがいと、そして更なるポテンシャルを感じて Udacity を始めたわけだ。

それ以外にも、YouTube Edu だったり Marginal Revolution University だったりと似たような動きはいくつもあり、既に一つのムーブメントとなっているようでもある。若き研究者にとっても、若き教育者にとっても、そしてもちろん若き起業家にとっても、ますます目が離せない分野と言えるだろう。










2012/09/17(月) | Education | トラックバック(0) | コメント(0)

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