若き経済学者のアメリカEconomics ≫ Measurement error どころではない

Measurement error どころではない

さて、以前に紹介した "World in the Balance: The Historic Quest for an Absolute System of Measurement". モノを測る・量る・計るために必要不可欠となるのがモノサシ。しかし万人が納得するモノサシを用意するのはそう容易なことではない。




(政策評価の世界とは異なり)科学の分野では、自然界にある決して動くことのない数値「定数」(光速c、 重力加速度g、万有引力定数G、アボガドロ数、絶対零度、プランク定数等々)を基点にして正確なモノサシを作り上げてきた。そんなサイエンスにおける単位の歴史を取り上げた本書は抜群に面白い。ただ一つの不安を残して。

実は単位「キログラム」が曖昧なまま取り残されている、というのは本書でも指摘されていたのだが、その不安要素がいよいよ現実のものとなってきた、というのが Economist の記事 "Is Paris worth a mass? A kilogram, it seems, is no longer a kilogram". 今日計測した1キログラムと、明日計測する1キログラムが僅かながらズレてきている。僕が測る1キログラムと、あなたの測る1キログラムもまた異なることになる。これって・・・超ヤバイんでない?っていうお話し。ガンバレ、科学者!




2013/02/28(木) | Economics | トラックバック(0) | コメント(0)

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