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オープン&フリーの学術誌の将来

先日の Economist 誌の記事 "Free-for-all" を興味深く読んだ。昨年は自然科学から経済学まで、様々な分野の研究者からボイコット運動を起こされた学術出版最大手のエルゼビア社。

・"Beware the Academic spring"


そのエルゼビアが、オープン&フリーを掲げた野心的なスタートアップ・メンデレー社を買収したと報じられたのが先日のこと。この業界の伝統的な秩序とビジネスモデルが今も保たれていることを伺わせる。

・エルゼビアがメンデレーを買収:どうなるオープンアクセス?


Economist 誌が書くように、オープン&フリーの学術誌で論文の質をどう保証し、かかる費用を誰がどう負担するのか、その答えはいまだ見えない。そして、メンデレーに対する期待が大きかった分、その答えを見つけるまでの道のりも一段と遠のいたように思える。

At the moment, publication in Nature, Science and a handful of similar journals is like a sprinkling of fairy dust. Everyone knows how tough it is to get in, so papers that do so are assumed to be special. This will be hard for open-access publications to emulate.(中略)According to Nature, the cost per published paper is $40,000. If Nature is to stay in business in anything like its current form, someone will have to pay that.

2013/05/29(水) | News | トラックバック(0) | コメント(0)

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