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Ben Yagoda の英語ライティング新刊 "How to Not Write Bad"

以前紹介したように、デラウェア大学の英語教授 Ben Yagoda が書いている英語ライティングに関するエッセイはいつも面白い。

・Comma Sense: A Fun-damental Guide to Punctuation

・Automated grammar-checking の現在と未来

・New York Times の英文ライティング講座


その彼が出した新刊がこの、"How to Not Write Bad: The Most Common Writing Problems and the Best Ways to Avoid Them". タイトルが示唆するように、我々はどうやっても bad に書いてしまうものだ。だったら、それを前提とし、出来るだけそうならないように書くにはどうすればいいの?という問題意識で書かれた一冊だ。





以前に「英文ライティングおすすめ参考書」でリストアップしたように、英文ライティングのテキスト決定版は長年、"The Elements of Style" と "On Writing Well" であり続けた。

実際に Ben Yagoda も彼の新刊の中で、"all-time champ, Strunk and White's The Elements of Style" そして "William Zinsser's classic guide, On Writing Well" と言及している。


The Elements of Style, Fourth Edition On Writing Well, 30th Anniversary Edition: The Classic Guide to Writing Nonfiction


ではこの二冊の牙城を、彼はどう攻略しようというのか。彼は自身のテキストを含めた三冊を以下のように評する。

all have the same goal. That emphasis is fine, but is has its limitations. Well, most students, I've found, can't handle writing "well". At this point in their writing lives, that goal is simply too ambitious.



つまり、writing well という目標は、実際のところあまりにもハードルが高いではないか、という指摘であり、だからこそ、how to not write bad という、一捻りしたアプローチを自著で展開するのである。

Ben Yagoda のこのテキストは、"The Elements of Style" や "On Writing Well" のような堅苦しさもなく、読みやすい。この二冊を既に読み終えている人にもお勧めできる一冊だ。そして何よりも、長年英語ライティングテキストの王座を占め続けてきたこの二冊に挑戦した著者に、敬意を表したい。
 


2013/08/06(火) | English | トラックバック(0) | コメント(0)

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