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これはビックリ、クラウドソーシング世界最大手のFreelancer.com をリクルートが買収(か?)

「クラウドソーシング」という言葉がずいぶんと使われるようになった。個人的には英語論文の校正は、以前にも紹介した Freelancer.com というクラウドソーシングを利用している。早くて安くて高品質となれば、これを利用しない手はないわけで、今後はもう校正会社を利用することはないかも知れない。それくらいの破壊力を僕自身も実体験として感じているのである。

・Freelancer.com の衝撃:英語論文校正・添削の新時代

そのクラウドソーシング市場の世界最大手であるフリーランサー・ドット・コムを、日本のリクルートが買収交渉中というニュース。

日本版WSJ)総合人材サービスのリクルートはオーストラリアのフリーランサー・ドット・コムの買収に向け交渉を行っている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。買収提示金額は4億米ドル(約400億円)だという。

シドニーに本社を置くフリーランサー・ドット・コムは800万人以上のユーザーを抱え、フリーランスやアウトソーシング、クラウドソーシング市場の世界最大手とされる。2009年の創設以来、230カ国以上のユーザーに12億5000万米ドル規模の仕事を提供しており、発注側でも、労働コストを低く抑えたい小企業による利用がますます増えている。




また、これも以前書いたように、現在のところインターフェイスが全て英語の Freelancer.com には、日本人フリーランサーの参入が極めて少なく、日本語翻訳などの受注などは競争相手が少ないため、その結果金額が高止まりしているように見える。

リクルートが同社を買収した場合には、今後日本国内向けのプロモーションなどを通じ、日本人の参加も増えていくことが予想される。競争が激しくなり平均単価は下がるかも知れないが、なかには圧倒的な評価を受け高値で世界から受注できるフリーランサーも誕生するだろう。競争は止まらない。


<関連エントリ>
・クラウドソーシングと、グローバルな人材獲得競争



2013/09/10(火) | News | トラックバック(0) | コメント(0)

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