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英文法の魅力と楽園そして質問箱

里中哲彦の『英語の質問箱』三部作をまとめて読んだのだが、大変気軽に読めて実に勉強になるステキなシリーズだと思う。もっと早くに読んでおけばよかった。

英語学習には、躓きの石がごろごろ。ちょっとした疑問に引っかかって、前に進めなくなることも少なくありません。英語を学ぶ老若男女から寄せられた疑問・質問の中から、英語をマスターする上で有用な事柄を一〇〇選び、明快な回答を付しました。



東京新聞および中日新聞紙上で連載された「英語の質問箱」が加筆編集されて出版されたものだが、これが新書3冊(第一作『英語の質問箱』、第二作『英文法の魅力』、第三作『英文法の楽園』)の分量になるほど連載が続いているのだから、その人気の程が伺える。





読者の質問に対し著者が回答するという形で進むのだが、ときにクスリと微笑んでしまい、ときにドキリと反省させられる、英語にまつわるそんなトピックが満載なのである。

例えば、「割り勘にする」を、なぜ "Go Dutch." と言うのか?という読者からの質問に対し、イギリスとオランダが貿易・商業でライバル関係にあった17世紀に遡って、その歴史を解説する他、「come と go の違い」や「発音の l と r の違い」など、日本人が揃って苦戦する英文法/発音に対しても、簡単に説明してくれる。

また、「I forget/forgot. どちらを使うか」「I will visit ~. と I will be visiting ~. の違い」「You have to ~. と You need to ~. の使い分け」「unless と if not」等々、タメになる文法解説も多い。

もちろんもっとカジュアルな話題も豊富で、「忘年会のお誘いメール」「シェイクスピアの名言」「和製英語」や「致命的翻訳ミス」等は読むだけでも楽しめる内容だ。

英語の「語源」「語彙」「語感」「語法」「語義」「誤解」などを本格的に勉強する前に、さらっと読んでおきたい、そんなシリーズだと思う。その先のより本格的な英語学習には、ライティングならこれらの書籍リストを、スピーキングならこちらの書籍リストをおすすめしたい。










2013/12/04(水) | English | トラックバック(0) | コメント(0)

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