2012年の国際学力テストPISAの結果が発表された。

(産経ニュース)経済協力開発機構(OECD)は3日、65カ国・地域の15歳男女約51万人を対象として2012年に実施した国際学習到達度調査(PISA)の結果を公表した。日本は09年の前回調査に比べ、「読解力」が8位から4位に、「科学的応用力」が5位から4位に、「数学的応用力」が9位から7位に上昇。

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以前「PISAと国際ランキング狂想曲」でも書いたように、このテスト結果に各国・メディアそれぞれ敏感に反応する。読売新聞は今回の結果を受け、「『脱ゆとり』が生んだV字回復」と、なかなかに鼻息が荒い。
一方で誰が一番意気消沈しているかと言えば、やっぱりこれは「フィンランド型教育」の素晴らしさを喧伝してきた人たちではないだろうか。2006年時には数学・読解両方で世界第二位にランクインし、各方面から賞賛されたフィンランドだが、その後ずいぶんとランクダウンした。

当時、フィンランド型教育システムを絶賛していた方々には今回の結果を受け、「なぜ、PISAで学力世界一から陥落したのか」または「フィンランド人に足りない『継続力』の鍛え方」といった続編を出すくらいの、ずぶとさと商魂たくましさを見てみたいとも思う。
大学や企業のランキングそしてオリンピックの金メダル数なんかと同様に、こういう結果を議論するのはどの国も大好きなのだろうけれど、すぐに変動するランキングにはあんまり一喜一憂しないほうがいいよね。
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以前「PISAと国際ランキング狂想曲」でも書いたように、このテスト結果に各国・メディアそれぞれ敏感に反応する。読売新聞は今回の結果を受け、「『脱ゆとり』が生んだV字回復」と、なかなかに鼻息が荒い。
一方で誰が一番意気消沈しているかと言えば、やっぱりこれは「フィンランド型教育」の素晴らしさを喧伝してきた人たちではないだろうか。2006年時には数学・読解両方で世界第二位にランクインし、各方面から賞賛されたフィンランドだが、その後ずいぶんとランクダウンした。

当時、フィンランド型教育システムを絶賛していた方々には今回の結果を受け、「なぜ、PISAで学力世界一から陥落したのか」または「フィンランド人に足りない『継続力』の鍛え方」といった続編を出すくらいの、ずぶとさと商魂たくましさを見てみたいとも思う。
大学や企業のランキングそしてオリンピックの金メダル数なんかと同様に、こういう結果を議論するのはどの国も大好きなのだろうけれど、すぐに変動するランキングにはあんまり一喜一憂しないほうがいいよね。
2013/12/06(金) | Education | トラックバック(0) | コメント(0)