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メリークリスマスそして米国メガチャーチ

5年間のアメリカ生活で何が一番衝撃的だったかと言えば、それはもうもちろん、今まで何度も書いてきた「メガチャーチ」である。

だから今年、日本でクリスマスを過ごしながらも、どうしても思い出さざるを得ないのである。8,000人の信者を抱えるあのメガチャーチでは、収容人数1,000人のホールをもってしても、8回も(すなわち1週間以上に渡って)クリスマス集会を開催しないと、全員にサービスを提供できないのだと。


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メガチャーチの何が衝撃だったかと言えば、実のところ何もかもなんだけれども、あの集客そして集金システムというのがとことん作り込まれていることに何よりも驚いた。

【メガチャーチの衝撃】
http://theyoungeconomist.blog115.fc2.com/blog-entry-142.html


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しかも、その成功モデルは成長を止めることなく、現在も拡大の一途である。周辺に新たな「キャンパス」を次々と「オープン」し、とくに新興住宅街の新しく若い家族を丸ごと飲み込み続けている。

【メガチャーチのメガ化が止まらない】
http://theyoungeconomist.blog115.fc2.com/blog-entry-613.html


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そんなメガチャーチに通う友人家族そしてその両親である老夫婦を通じ、僕はアメリカならではの宗教観や家族観を知った。

進化論を否定し、この世界は神が創りだしたものだとする「創造論」を信奉する人たちであり、赤ちゃん・子供というのは創造主・神からの贈り物(God's gift)であるとして、どんな理由があろうとも中絶を絶対的に否定する人たちでもある。

【宗教観の衝撃】
http://theyoungeconomist.blog115.fc2.com/blog-entry-37.html

【家族観の衝撃】
http://theyoungeconomist.blog115.fc2.com/blog-entry-36.html



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また、このメガチャーチとは異なる、より伝統的な教会に通うアニキには、教会の新規立ち上げに誘ってもらい、地域密着マーケティングに取り組んだことも、いまではとんでもなくいい思い出となっている。

【アメリカで教会の新規立ち上げに加わることになった】
http://theyoungeconomist.blog115.fc2.com/blog-entry-497.html


アメリカの凄さと面白さと奇妙奇天烈さが濃密にブレンドした宗教そしてメガチャーチ。これこそ絶対に見ておきたい「現代アメリカ」の姿だと思う。

きっと今頃は、カジュアルでライトな牧師が軽妙洒脱なトークを展開し、信者はロックとポップ音楽を楽しみながら、地域の仲間とそれぞれにソーシャライズしているのだろう。

そんな彼らに、メリークリスマス。




2013/12/25(水) | America | トラックバック(0) | コメント(0)

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