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Kindle電子書籍は、iPhone でも iPad でも Android(スマホ/タブレット)でも読める

ということを、知らない人が意外といるようだ。僕も以前はそのように誤解していたのだけれども。実際には、電子書籍(Kindle本)を読むために、Kindle 本体を買う必要はまったくないのである。Amazon の「Kindle 無料アプリ」から、スマートフォン(iPhone/iPod touch/Android)またはタブレットPC(iPad/Android)の該当するアプリをダウンロードするだけ。

現在のスマホ/タブレットの普及率を考えると、相当数の人はKindle書籍を読めるはずだ。しかしそれにしても、Kindle本体が必要になると誤解してしまうのは(僕も初めはそう思っていた)、Amazonのプロモーション不足なのではないかと思う。


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僕自身は、電子書籍とはいえ iPhone のような小さい画面で本は読みたくなかったのと、バッテリーが長持ちすること、そして何よりも電子書籍専用リーダーとして開発されたという点に魅力を感じ、Kindle 本体を購入してみたんだけど、これが驚くほど良かったというのは、以前に書いた通りだ。現在では、出張の際だけでなく自宅にいるときも、手放せないほどのアイテムとなっている。

(参考:今更だけど、Amazonキンドルがすごくイイ


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photo credit: LoKan Sardari via photopin cc


しかしあれだけ「本は紙で読むもんでしょ?」だった僕がこうもあっさりと初志転換しちゃうとはね(笑)。ただ、電子書籍の破壊的な安さという誘惑には勝てず、しかも電子版で読むのがこんなにも快適だということに一度気づいてしまうと、もうなかなかペーパー版には戻れそうもない、というのが正直なところである。


そしてこればっかりは試読してもらうより理解しようがないと思うので、まずは上記のKindle無料アプリをインストールして、その上で無料のKindle書籍を試しに読んでみてはどうだろうか。Kindleランキングには無料本も数多く並んでいる。今なら、ジブリ映画の原作となった『風立ちぬ』や、吉川英治の『黒田如水(官兵衛)』あたりの無料書籍がおすすめだろう。






さらには何と、Kindle漫画が無料で提供されているのも注目だ。しかも、『岳』『JIN-仁』『医龍』そして『闇金ウシジマくん』といった人気漫画まで揃えているじゃあないか!

素晴らしいの一言なんだけれども、最大の注意点は、この無料お試しキャンペーンが 2014/1/7までの期間限定だということ。しかも「ダウンロードされたタイトルは、2014年1月7日 18時以降、ご利用できなくなります」という注意書きがあるように、おそらくはダウンロードした後でも、期間が過ぎると読めなくなるような設定がしてあるのだろう。これはこれで大変に興味深い売り方であり、まさに電子書籍ならではの仕組みと仕掛けと言えるだろう。


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photo credit: GogDog via photopin cc



というわけで、1/7までにダウンロードして読了するところまでをお忘れずに。僕自身はふだんあまり漫画を読まないんだけれども、この機会に思わず『岳』にはまってしまったよ。余りにも今さらでとても言いにくいのだが・・・、おもしろいねこの漫画!


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さらに有料の、つまりは通常のKindle書籍に目を向けると、ここも昔とは段違いの充実ぶりである。半沢直樹シリーズ最新作『ロスジェネの逆襲』が、電子書籍(Kindle版)なら単行本(書籍版)の60%引きの値段というのは、もはや反則的販促と言えよう。




岡田武史と羽生善治の対談『勝負哲学』もとても興味深く読んだが、そもそも電子書籍版は46%割引だったからこそ躊躇なく買ったという現実もある。

(参考:稀代の勝負師の勝負対談:岡田武史 vs 羽生善治





その他にも先日紹介したように、現在は別のキャンペーンにて、
1.講談社現代新書が、Kindle版全商品30%ポイント還元 に加え、
2.ブルーバックスも、Kindle版全商品30%ポイント還元 が実施中であり、

僕自身もこの機会に結構な数を買い込んでしまったところだ。というように、個人的には間違いなく2013年が電子書籍元年であり、2014年はおそらく一気に紙書籍から電子書籍へとシフトしていくと思う。

そういう破壊的イノベーションの真っ只中にいるというのはそれだけでも興奮するのだが、おそらくはこうした動きが出版社全体そして消費者全体に広がっていくのが、この2014年なのであろう。ものすごく、楽しみだね。

(参考:英語ライティングと洋書テキスト:今度こそ本当の電子書籍元年か?



2014/01/04(土) | Books | トラックバック(0) | コメント(0)

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