昨年の「2013年、本ブログでのベストセラー」と同様に、今年一年間に本ブログを通じて購入が多かった書籍をリストアップしてみよう。1位から順番に発表する。「英文ライティングおすすめ参考書」で紹介したものを中心に、今年も英語学習テキストが強かった。
第1位
昨年から連続して首位となったのが、植田一三の『発信型英語スーパーレベルライティング』だ。英語ライティングに関して和書のテキストで一冊選ぶとしたら間違いなくコレ、というくらいのおすすめ。ただし、とてもハイレベルです。
第2位
昨年から順位を2つ上げたのがこちら "The Elements of Style". 英語学習者が避けては通れない、絶対的な定番書。 これを使ってまずは英語ライティングの基本的なスタイルを学び取ろう。

第3位
昨年からワンランクアップとなったのが、越前敏弥の『日本人なら必ず誤訳する英文』。こちらも非常にレベルの高い英語テキスト。続編『悪訳』と合わせてどうぞ。
第4位
昨年から順位を6つも上げたのが、英語アカデミック・ライティングにおいて僕が最もおすすめしているテキスト "English for Writing Research Papers" だ。これは英語で論文を書くならば絶対に持っておくべき、そして何度も繰り返し熟読すべき一冊だと思う。
第5位
こちらも昨年から3ランクアップの、もう一つのアカデミック・ライティング推薦書 "Academic Writing for Graduate Students" だ。Essential Tasks and Skills というサブタイトルが示すように、論文の各章において書くべき内容とその書き方が簡潔にまとめられている好著である。

第6位
昨年からはランクダウンとなっているものの、この "On Writing Well" も、上記 "The Elements of Style" 同様に、アメリカの学生が読まされるロングセラーにしてベストセラーの一冊である。
第7位
上記の "English for Writing Research Papers" の続刊として出版されたが、こちらのプレゼンテーション編。学会発表のような短い時間でいかに聴衆の記憶に残るような話をするか。トークの出だしから話題の転換、そして最後のまとめまで、大きな戦略とともに、細かいテクニックまで解説する有用な一冊。
第8位
これは嬉しい、去年はトップ10外だったものの、英語ライティングのおすすめの一冊 "How to Write a Lot" がランクイン。
A Practical Guide to Productive Academic Writing というサブタイトルが示唆する通り、どのようにして書くことを習慣づけるかという視点からまとめられた、ユニークかつとても参考になるテキストだ。
第9位
新版が登場した "They Say, I Say" は、アカデミック・ライティングを「テンプレートを使って型を覚える」というアプローチで解説した秀作。応用例も豊富だからこそ、型を覚えても型にはまらずに済む。上記の基本書の次に読むべき一冊と言えよう。

第10位
もう一冊、日本語テキストでランクインしたのが、グーグル日本法人の元社長・村上憲郎氏の『村上式シンプル英語勉強法』。「短期集中で流し込むように覚えろ」と本人がアドバイスするように、一気にやってしまうのがベスト。
というのが今年のランキングだった。その他にも「英文ライティングおすすめ参考書まとめ」では、おすすめ英語テキストをまとめて紹介しているので、ぜひご参考ください。
それでは少し早いですが、皆様どうぞよいお年を!
第1位
昨年から連続して首位となったのが、植田一三の『発信型英語スーパーレベルライティング』だ。英語ライティングに関して和書のテキストで一冊選ぶとしたら間違いなくコレ、というくらいのおすすめ。ただし、とてもハイレベルです。
第2位
昨年から順位を2つ上げたのがこちら "The Elements of Style". 英語学習者が避けては通れない、絶対的な定番書。 これを使ってまずは英語ライティングの基本的なスタイルを学び取ろう。

第3位
昨年からワンランクアップとなったのが、越前敏弥の『日本人なら必ず誤訳する英文』。こちらも非常にレベルの高い英語テキスト。続編『悪訳』と合わせてどうぞ。
第4位
昨年から順位を6つも上げたのが、英語アカデミック・ライティングにおいて僕が最もおすすめしているテキスト "English for Writing Research Papers" だ。これは英語で論文を書くならば絶対に持っておくべき、そして何度も繰り返し熟読すべき一冊だと思う。
第5位
こちらも昨年から3ランクアップの、もう一つのアカデミック・ライティング推薦書 "Academic Writing for Graduate Students" だ。Essential Tasks and Skills というサブタイトルが示すように、論文の各章において書くべき内容とその書き方が簡潔にまとめられている好著である。

第6位
昨年からはランクダウンとなっているものの、この "On Writing Well" も、上記 "The Elements of Style" 同様に、アメリカの学生が読まされるロングセラーにしてベストセラーの一冊である。
第7位
上記の "English for Writing Research Papers" の続刊として出版されたが、こちらのプレゼンテーション編。学会発表のような短い時間でいかに聴衆の記憶に残るような話をするか。トークの出だしから話題の転換、そして最後のまとめまで、大きな戦略とともに、細かいテクニックまで解説する有用な一冊。
第8位
これは嬉しい、去年はトップ10外だったものの、英語ライティングのおすすめの一冊 "How to Write a Lot" がランクイン。
A Practical Guide to Productive Academic Writing というサブタイトルが示唆する通り、どのようにして書くことを習慣づけるかという視点からまとめられた、ユニークかつとても参考になるテキストだ。
第9位
新版が登場した "They Say, I Say" は、アカデミック・ライティングを「テンプレートを使って型を覚える」というアプローチで解説した秀作。応用例も豊富だからこそ、型を覚えても型にはまらずに済む。上記の基本書の次に読むべき一冊と言えよう。

第10位
もう一冊、日本語テキストでランクインしたのが、グーグル日本法人の元社長・村上憲郎氏の『村上式シンプル英語勉強法』。「短期集中で流し込むように覚えろ」と本人がアドバイスするように、一気にやってしまうのがベスト。
というのが今年のランキングだった。その他にも「英文ライティングおすすめ参考書まとめ」では、おすすめ英語テキストをまとめて紹介しているので、ぜひご参考ください。
それでは少し早いですが、皆様どうぞよいお年を!
2014/12/09(火) | English | トラックバック(0) | コメント(1)