若き経済学者のアメリカEconomics ≫ the sexiest job

the sexiest job

日本でも『その数学が戦略を決める』でお馴染みの、イェール大学教授 Ayres が言っている。「いま統計学者の市場価値が高いゼ」と。ふむふむ、なるほど。UCバークレー教授兼グーグル・チーフエコノミストの Varian も言っている。「この先10年、セクスィーな仕事は統計だゾ」と。ほうほう、なるほど。

この記事にあるように、スタンフォードで統計学のPh.D.を取って、グーグルかフェイスブックに就職し、膨大な検索・発言・購買データを解析して、人間の行動をより深く理解していくというのが、今後の人気キャリアパスになったりするのかしら。

これを読んで思うのは、一つには統計学と経済学の違い。理論重視(ときに偏重)の経済学では、実データを扱う実証研究が一段(か二段)低くみなされる。だから、データ分析に従事するような企業や組織に就職していく者も少ない。もったいないよなぁ、こんなに「セクスィー」だと言われているのに。

もう一つ思うのは、日本とアメリカの採用事情の違い。日本のネット企業が、統計学Ph.D.を持つ学生を採用し、データ分析・モデル開発に取り組んだりしているのかしら。そういう話はあまり聞かないので、採用に消極的なのか、もしくは超積極的だけど超極秘ということなのだろうと推測しておく。

いま最もセクスィーなのは、統計学だぞ! と少なくとも上の二人は言っています。

2009/08/21(金) | Economics | トラックバック(0) | コメント(2)

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はっしー

『No title』

「その数学が~」は僕も読んだよ~.
政策の評価にも有効的に使われているんだね.

統計学Ph.D.もとても興味深い.
彼らを金融市場でのリターン追及に用いたら面白い.「人間の行動をより深く理解して」コンピュータ自動売買するという,新種のヘッジファンド戦略が生まれるかも.

それから,こういう方向もあるね.
The MFA Is the New MBA
http://blogs.harvardbusiness.org/cs/2008/04/the_mfa_is_the_new_mba.html

MFA取得後,McKinseyというキャリアもあるとか.

2009/08/22(土) 02:44:04 | URL | [ 編集]

tamago

『Re: No title』

それぞれのファンドの戦略って興味が尽きないよね。
「ブラック・スワン」のタレブが関わるファンドでは、Extreme risk に掛けて昨年は収益上げまくりだったみたし。また次の一手を打っているようで、こちらも注目ですね。
http://online.wsj.com/article/SB124380234786770027.html

2009/08/22(土) 16:12:24 | URL | [ 編集]

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